いちごの基礎知識
とにかく日本人はいちごが大好きで、子供から女性、お年寄りまで幅広い世代で人気の高い果物となっています。その形と色もかわいいですし、生食での消費量は日本が世界一となっているようです。
日本でのいちごの歴史はかなり古く、野生の野イチゴが食用として平安時代から記載されています。現在の一般的な品種については、日本には江戸時代の末期頃にオランダから伝わってきたようです。そのため、当時はオランダイチゴと呼んでいたそうです。
こうして本格的な栽培や品種改良が進められたのは明治時代になってからとなります。その当時の代表は「福羽」で、これはフランスから導入されたゼネラル・シャンジー種から育成された日本いちごの基礎ともなる品種です。
大戦後はアメリカから導入された「ダナー」の栽培が全国的に普及しました。その後の新品種となった「宝交早生」は一時期いちご全体の60%の生産量を占めていました。
さてその後人気になったのが、2大品種とされた「女峰・にょほう」、「豊の香」です。食味の良さや粒の大きさなどは他品種を圧倒しており、この2品種で全国生産量の90%になったこともあります。
それが最近では、更に生産県を中心に優秀な品種が出てくるようになっています。東部では「女峰」から「とちおとめ」に代わり、西部でも「豊の香」から「さちのか」、「さがほのか」へ品種更新が進んでいます。こうしてどんどん品種改良が進んでいるいちごですが、いちご自体の人気は全く衰えを見せていません。
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日本でのいちごの歴史はかなり古く、野生の野イチゴが食用として平安時代から記載されています。現在の一般的な品種については、日本には江戸時代の末期頃にオランダから伝わってきたようです。そのため、当時はオランダイチゴと呼んでいたそうです。
こうして本格的な栽培や品種改良が進められたのは明治時代になってからとなります。その当時の代表は「福羽」で、これはフランスから導入されたゼネラル・シャンジー種から育成された日本いちごの基礎ともなる品種です。
大戦後はアメリカから導入された「ダナー」の栽培が全国的に普及しました。その後の新品種となった「宝交早生」は一時期いちご全体の60%の生産量を占めていました。
さてその後人気になったのが、2大品種とされた「女峰・にょほう」、「豊の香」です。食味の良さや粒の大きさなどは他品種を圧倒しており、この2品種で全国生産量の90%になったこともあります。
それが最近では、更に生産県を中心に優秀な品種が出てくるようになっています。東部では「女峰」から「とちおとめ」に代わり、西部でも「豊の香」から「さちのか」、「さがほのか」へ品種更新が進んでいます。こうしてどんどん品種改良が進んでいるいちごですが、いちご自体の人気は全く衰えを見せていません。
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